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【皇室ウイークリー】(588)両陛下が昭和天皇陵でご拝礼 悠仁さま、リサイクルにご関心

天皇陛下、秋篠宮さまとの3者会談のため、皇居に入られる皇太子さま=24日、半蔵門(桐原正道撮影)
天皇陛下、秋篠宮さまとの3者会談のため、皇居に入られる皇太子さま=24日、半蔵門(桐原正道撮影)
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 伊勢神宮に天皇陛下の譲位を報告するため、17日から三重県を訪れていた天皇、皇后両陛下は19日、私鉄と新幹線を乗り継いで帰京された。在位中最後の地方訪問となり、立ち寄り先の駅や鉄道沿線などでは多くの見送りを受け、両陛下も笑顔で手を振って応えられた。

 名古屋駅までの近鉄沿線には、列車に向けて手を振ったり、「ありがとう」「お疲れさまでした」といった横断幕を掲げたりする人の姿が至る所に見られた。宮内庁関係者によると、両陛下は車内で立ち上がり、左右に移動しながら窓越しに手を振り続けられていたという。東京駅や皇居周辺にも多くの観光客やサラリーマンらが集まり、両陛下のご帰京を出迎えた。

 23日、両陛下は武(む)蔵(さし)陵(りょう)墓地(東京都八王子市)を訪れ、昭和天皇が眠る武(む)蔵(さし)野(のの)陵(みささぎ)で陛下の譲位を報告された。譲位関連の儀式の一つで、陛下はモーニング姿、皇后さまはロングドレス姿で順番にご参拝。両陛下は30日午前、宮中三殿で歴代天皇や神々に「退位礼正殿の儀」の実施を告げる儀式を経て、午後の「退位礼正殿の儀」に臨まれる。

 両陛下は23日午後、労働災害の死者約26万人が合(ごう)祀(し)された「高尾みころも霊堂」(八王子市)も訪れ、慰霊された。戦後の経済成長を支える過程で亡くなった人々に対し、戦没者と同様に心を寄せており、譲位を前に慰霊を希望されたという。

 陛下は24日、英国のエリザベス女王が21日に93歳の誕生日を迎えたのを受け、祝電を送られた。

 皇太子さまと秋篠宮さまは24日、皇居・御所を訪れ、天皇陛下と皇室の重要課題などについて意見交換する「3者会談」に臨まれた。代替わり前最後の機会とみられ、秋篠宮さま、皇太子さまの順に半蔵門を車で通過した際には、お二方とも窓を開け、沿道の人々に会釈された。

 秋篠宮ご夫妻は22日、明治記念館(東京都港区)で、温暖化防止や環境保全活動に取り組む企業・団体を表彰する「地球環境大賞」の授賞式に臨席された。式典後のレセプションでは、受賞者らと歓談される機会もあった。

 出席者によると、環境負荷の少ないペットボトル開発に取り組む企業に対し、秋篠宮さまからは「よりクリーンなペットボトルができることで多くの人に役に立ちますね」と声をかけられた。秋篠宮妃紀子さまは、長男の悠仁さまがリサイクルに強い関心を持たれていることを紹介し、「(ごみの)分別は大事だと学ばれているようです」と話されていたという。

 秋篠宮ご夫妻は23日、森アーツセンターギャラリー(港区)で、日本とフィンランドの外交関係樹立100周年を記念した「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」を鑑賞された。ご夫妻は6月下旬から7月上旬にかけ、フィンランドと、同じく外交関係樹立100周年となるポーランドの両国を公式訪問されることが検討されている。

 ムーミンの生みの親で、フィンランドを代表する芸術家、トーベ・ヤンソンのスケッチや、ムーミンの絵本と小説で使われた挿絵の原画など約500点を展示。秋篠宮さまは原画が何で描かれているかなどを展覧会関係者に尋ねたほか、紀子さまに「懐かしいね」とうれしそうに話しかけられていた。

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 【皇室ウイークリー】は毎週金曜日、「産経ニュース」に掲載している企画です。ニュース紙面ではあまり触れられない各宮家のご活動や、病気療養中の雅子さまのご様子を含め、宮内庁担当記者が皇室の1週間を振り返ります。紙面で掲載できなかった写真もご紹介しています。さらに「皇室ウイークリー」だけのために撮影した写真も、アップしています。

 また皇室のご動静は、産経新聞社が取材協力している扶桑社の季刊誌『皇室 Our Imperial Family』でも、詳しくご紹介しています。

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