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茨城・つくば市が公共施設で新型コロナ軽症患者受け入れ表明

つくば市がウイルス感染の軽症患者に提供する「豊里ゆかりの森」の宿舎「あかまつ」=6日午後、同市遠東(篠崎理撮影)
つくば市がウイルス感染の軽症患者に提供する「豊里ゆかりの森」の宿舎「あかまつ」=6日午後、同市遠東(篠崎理撮影)

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、茨城県つくば市は6日、市が所有する公共施設で軽症患者を受け入れると発表した。五十嵐立青(たつお)市長が同日の記者会見で明らかにした。ウイルス感染者をめぐっては、重症者や高齢者の迅速な入院のため、無症状や軽症者の病院外での受け入れが求められている。つくば市は県内の他市町村などに先がけ、公共施設の「提供モデル」を構築したい考えだ。(篠崎理)

 市が軽症患者を受け入れる考えを示したのは宿泊施設を備えたキャンプ場「豊里ゆかりの森」(同市遠東)。同市民を中心に最大36人を受け入れる。ゆかりの森にはロッジ内の個室にベッドがあり、ロッジごとのトイレと風呂も用意されている。

 五十嵐市長は「他の施設でも、災害用に備蓄している段ボールベッドや布団を用意すれば受け入れは可能だ。すでに選定に入っている」と説明。その上で「仮につくば市が50人分用意して、県内の40以上の自治体が同様の準備をすれば2千人以上(の受け入れが可能となり)、全国では膨大な数になる」との見解を示し、「全国(レベル)で即座に実施できる取り組みとして、つくば市が先頭に立って推進していく」と強調した。

 一方、新型コロナウイルスに感染した軽症患者向けの施設をめぐっては日本財団がつくば市の研究施設跡地に9千床の施設を建設すると発表している。五十嵐市長は会見で、「日本財団からは事前に連絡や相談はなく、現在、情報を収集している。建設には時間がかかる上、大規模な受け入れ施設について市民の理解を得るのは極めて困難だ。全国の公共施設を活用することに日本財団も協力してほしい」との考えを示した。

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