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療養用の旅館やホテルを公募、新型コロナ軽症者ら向け 福島県

マスク姿で記者会見する金光教授=8日、福島県庁(芹沢伸生撮影)
マスク姿で記者会見する金光教授=8日、福島県庁(芹沢伸生撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、福島県は軽症者と自覚症状がない感染者が療養する旅館やホテルの公募に乗り出した。軽症者らが病院以外の場所で療養することで、症状が重い患者の病床が不足することを避け、医療崩壊を防ぐのが狙い。30部屋程度の確保を目指す。

 福島県内で新型コロナ患者の受け入れ可能な病床数は、感染症指定医療機関32床、一般の医療機関20床の計52床。これに対し、県内では8日までに29人の感染が確認された。このうち、1人は回復し退院したが、28人は入院または入院を予定している。7、8日には計13人が確認されるなど、感染者は急激に増えている。

 これまでのところ県内の感染者は、県の情報によると全員が軽症か無症状。県新型コロナウイルス感染症対策本部では「感染者が急増しており、重症者の受け入れに備えるために、軽症者を集約する施設が必要」(医療対策班)と判断した。

 募集しているのは部屋ごとにバス、トイレ、洗面所が付いている施設で、1棟単位で県が借り上げる。30部屋程度を目安にしているが「部屋数にこだわらず応募してほしい」(同班)としている。

 県では、応募があればただちに話を詰め、準備が整い次第、軽症者の搬送を行いたい考えだ。県の感染症対策アドバイザー、金光敬二・県立医科大学教授は「今のペースで増え続ければ対応できなくなるのは明らか。(部屋の確保は)待ったなしの状況」としている。

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