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【入試最前線2021(3)】大学入学共通テストで何が変わる?

 まず、英語のリーディング(読む)は発音や語彙だけを問う問題がなくなって全て読解問題形式になり、読むべき文章量が大幅に増える。リスニング(聞く)でも、複数のグラフや図表から正しいものを選ぶ選択肢などが予想され、短い時間で英文の情報を処理する能力が要求されそうだ。センター試験では配点が低かったリスニングが、リーディングと同等の配点となるのも変更点といえる。

 数学では記述式の導入はなくなったものの、英語と同様に読むべき問題文が増えそうだ。平成29、30年に行われた試行調査(プレテスト)では、生徒同士の会話文が記され、会話の中の空欄に適した数字や文言を選択する出題があった。河合塾進学教育事業本部の船津昌己副本部長(58)は「関係のない会話に気を取られず、情報を処理するスピードが要求される」という。

 国語も同様で、1つの設問の中で複数の文章や図表などを読み、それらの関連を問うような問題が想定される。「これまでは、1つの文章を読んで事実をしっかり押さえ、自分の考えを入れずに読むというだけでよかった。2つの文章を読み比べるのは大人でも大変だ」と船津副本部長。「英語、数学、国語は特に、ペース配分が重要になる」と話している。

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