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五輪の聖火、被災地照らす 石巻の復興祈念公園で展示

聖火が松島基地に到着し、東日本大震災の被災3県を展示してまわる「復興の火」がスタート。初日は津波被災地域の石巻南浜津波復興祈念公園での聖火の展示が行われた=20日、宮城県石巻市(鈴木健児撮影)
聖火が松島基地に到着し、東日本大震災の被災3県を展示してまわる「復興の火」がスタート。初日は津波被災地域の石巻南浜津波復興祈念公園での聖火の展示が行われた=20日、宮城県石巻市(鈴木健児撮影)
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 20日に宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地に到着した東京五輪の聖火は、東日本大震災で大きな被害を受けた石巻市でこの日、「復興の火」として展示された。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、屋外での展示となったが、3連休初日となったこの日は大勢の人々が見学に訪れるとともに、震災に思いをはせる見学者もいた。

 新型コロナウイルスの影響で到着式に一般市民は参加できず、空自のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が上空に描く五輪マークを一目見ようと、基地周辺には午前中から大勢の人が集まった。聖火はその後、仙台市出身のお笑いコンビ、サンドウィッチマンの伊達みきおさんと富沢たけしさんが特別バスを使って石巻市内の会場に運ばれた。

 式典では出席者全員で黙祷(もくとう)した後、村井嘉浩知事が「この地に展示される聖火は、ともされ続けてきた追悼の明かりとともに新たな希望の光として石巻の人々と県民の心を温かく照らす」とあいさつした。

 新型コロナウイルスの影響で屋外展示となった聖火は、この日の強風の影響でなかなか聖火皿に点火しない一幕も。それでも無事に点火されると、訪れた多くの人は安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 仙台市から訪れていた女性(46)は「ようやく聖火が来た。明るいニュースでうれしい」と笑顔で語った一方で、震災時は発生1週間後に同市を訪れたといい、「この場所に来ると津波のことを思い出す。あのときのことを思うと復興も進んでいると実感する」と話していた。(塔野岡剛)

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