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22日夜に急遽テレビ会議 五輪延期についてIOC側と日本側で代表者選び協議へ

IOCが大会の延期を含めて検討する新方針を発表したことを受け、記者会見した2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長=23日午後、東京都中央区
IOCが大会の延期を含めて検討する新方針を発表したことを受け、記者会見した2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長=23日午後、東京都中央区

 国際オリンピック委員会(IOC)が新型コロナウイルス感染拡大に伴い、東京五輪・パラリンピックについて延期を含めて検討に入ったことを受けて、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(82)と、武藤敏郎事務総長(76)が23日、都内で報道陣の取材に応じた。

 森会長は「(通常開催に向けて)私どもは歩んで参りましたが、今日の状況を見ると、予断を許さない。欧州や米国など異常な事態になっていてそれを踏まえて『最初の通り、やるんだ』というほど我々は愚かではない」と延期の検討を認めた。

 急遽、22日夜にIOCとの会議が行われたことについて、森会長は「大変ご心配をお掛けし、各方面から、いろんなご意見をいただいていた中、昨晩(22日)9時15分からIOCのバッハ会長、コーツ調整委員長らとテレビ会議を行った。こちらからは私と武藤事務総長が一緒に参加した。急に昨晩あの時間になった理由は、日本時間の午後10時からIOCの(臨時)理事会が開かれ、東京2020への対応を相談したいとのことだった。各国オリンピック委員会(NOC)や選手、スポンサーから問い合わせがあり、そういう対応するか返答しなければならない。その前に私どもと意見の一致を見ておく必要があったということだった」と説明した。

 大会の中止は一切議論しないとした上で、「日本とIOCからメンバーを出し、議論する。双方で考え方をまとめ上げていく。最初から延期、ではないが、延期の議論を避けるわけにはいかないが、シナリオについて精査したい。その期間が約4週間ということだった」と語った。

 また、IOCとの議論を受けて「東京都と国とのかかわりがあるので、会議後すぐに小池知事にはその旨申し上げた。また私から夜、安倍総理、橋本大臣、萩生田大臣、遠藤会長代行、山下JOC(日本オリンピック委員会)会長に、それぞれ連絡した」という。

 延期された場合の開催時期について、森会長は「第一は2020という方向でいる。今の段階ではそう答えるだけ」と語った。武藤事務総長は「もし延期になった場合でも、延期の幅についてはイエスともノーとも言えない」と述べた。

 検討に4週間を取った理由について森会長は「4週間についてはバッハさんに聞いていただきたい」としつつ、延期には課題が山積していると指摘し「シミュレーションする必要がある。そこからやらないと。会場の確保が第1の問題で、第2の問題は経費。むしろ4週間という時間で33競技にパラリンピック(22競技)も加えた調整を1つ1つ、やっていく必要がある。考えただけでも大変な時間が必要。だからといって長々やっても仕方ない。急がないといけない」と訴えた。

 聖火リレーについては26日のスタートまで「あと3日かけて実施方法を検討する。実施方法をどうするか検討したいということで、中止は全く考えていない。26日は、私が必ず福島へ参ります」と語った。ただし、開催中に延期となった場合について武藤事務総長は「慎重に検討し、合理的な判断をしたい」とした。

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