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五輪延期論に…栃木県内の聖火リレー「予定通り」もイベントは縮小 事前キャンプ誘致自治体は困惑

 新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、現実味を帯びる東京五輪・パラリンピックの開催延期。栃木県内での実施まで1週間を切った聖火リレーは、大会組織委員会が予定通り進めると23日発表した。だが感染防止のためイベントは大幅に縮小され、盛り上がりに欠ける2日間となりそうだ。また、事前キャンプを誘致した自治体でも困惑が広がる。(山沢義徳、根本和哉)

 23日午後、県庁9階の総合政策課。聖火リレー担当職員らは、テレビ中継された組織委の森喜朗会長の会見を食い入るように見た。

 「残された時間は短い。走者が気持ちよく、安全に走れるよう最善を尽くす」。川又修市とちぎブランド戦略室長は29、30日の本番に向け気を引き締めた。

 20日からの3連休には各市町がボランティア説明会を実施。警備などに約500人が携わる宇都宮市では、当日の体温が37・5度以上のボランティアには参加を辞退してもらい、観客には分散を呼びかけるなどの注意点が伝えられた。

 聖火リレーに関しては、組織委が自治体主催イベントの原則中止を決定。出発・到着のセレモニーは関係者のみで行い、一般の観覧はできなくなった。

 予定されていたチアリーダーの演技(足利市)や「山あげ行事のおはやし」(那須烏山市)など多くの催しが取りやめに。準備に携わってきた関係者は「大会自体が延期されるかもしれないのに、リレーは切り離して続行することに違和感も覚える」と漏らす。

 この先4週間以内に大会延期などを含めた結論が出る。その行方に、ハンガリー選手団の事前キャンプを受け入れる市町関係者らも気をもむ。

 市町で最多の3競技(水球、新体操、体操)を受け入れる予定の小山市。これまで水球男子の公開試合や新体操の強化合宿が行われたが、大会が来年以降に延びてもキャンプ受け入れが可能かどうかについて、担当者は「現時点では答えられない」と困惑する。

 仮に2年延期となれば、開催時期が近いとちぎ国体・障害者スポーツ大会(令和4年10月)の準備も大きく影響を受けかねない。

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