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「五輪の存在価値を見直し、新しい形を追求する機会」同志社大スポーツ健康科学部・庄子博人准教授

延期が決まった東京五輪・パラリンピックのメイン会場の国立競技場 =東京都新宿区(撮影・尾崎修二)
延期が決まった東京五輪・パラリンピックのメイン会場の国立競技場 =東京都新宿区(撮影・尾崎修二)

 東京五輪・パラリンピックがスポーツ産業の構造に与える影響などを研究している同志社大スポーツ健康科学部の庄子博人准教授は延期で懸念されることについて、

(1)現在、代表に内定している選手の権利はどうなるのか

(2)延期した場合、その時にピークを迎える選手は別なので、選考し直すのか

(3)新たな選考で代表となった選手の権利は保証できるか

-を挙げた。

 また、経済的な影響については、「施設の維持管理費や通常開催で見込んでいた観光客の減少が問題。大会組織委員会のスタッフの雇用、人件費の増大-などでも大きな損害が出ると思う」と話した。その上で「すべての問題を解決するのは極めて難しいかと思うが、どれだけ延期の被害を被る選手、組織、企業などへ保証ができるかと、国際オリンピック委員会(IOC)、大会組織委員会、日本政府がどこまで選手、スポンサー、市民の権利を守ることができるのかというところがポイント。その意味で、五輪の存在価値を見直し、五輪の新しい形を追求する機会かと思う」と解説した。

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