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「楽しみが延びた」「収束するのか…」 東京五輪の新たな日程、被災地から期待と懸念

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期となった東京五輪・パラリンピックの新たな日程が、来年7月23日開幕、8月8日閉幕となったことを受け、東日本大震災の被災地では期待と懸念の声が交錯した。

 野球とソフトボール計7試合が予定されていた福島市の県営あづま球場で、球場の管理を担当する高橋政人さん(41)は「新型コロナウイルスは収束するのか」と懸念する一方、「来年は震災から10年。節目の年にウイルスを克服し前へ進もう、という雰囲気になれば」と期待した。

 その上で高橋さんは「来年も試合会場になるのであれば、今年よりいい球場にして組織委員会の準備をサポートしたい」と前を見据えた。

 また、聖火ランナーに決まっていた福島県新地町の会社員、鶴岡拓弥さん(24)は「絶対、大丈夫となってからやってもらいたい。聖火リレーはせっかく選ばれたのだから走りたい」と話した。

 一方、宮城県気仙沼市で同市体育協会事務局長を務める千田健一さん(63)は1980年モスクワ五輪のフェンシング代表だったものの、日本の不参加で五輪の舞台に立てなかった1人。新たな開催日程の決定に「さまざまなニュースが流れるたびに、中止は阻止してほしいと思っていた。方向性が決まりほっとしている」と胸をなでおろしながらも、選手時代の経験をふまえ「1年間という期間は(選手にとって)かなり微妙。コンディション、メンタルの調整は難しいと思う」と語った。

 千田さんは聖火ランナーとして同市を走る予定で、「楽しみが1年延びたととらえたい。被災地の今を発信したい」と力を込めた。

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