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【大阪国際女子マラソン】瀬古氏「ショック」連呼 MGC獲得1人のみ

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【第38回大阪国際女子マラソン】2位でゴールした小原怜(中)と増田明美さんと瀬古利彦氏=27日午後、大阪市東住吉区のヤンマースタジアム長居(宮沢宗士郎撮影)
【第38回大阪国際女子マラソン】2位でゴールした小原怜(中)と増田明美さんと瀬古利彦氏=27日午後、大阪市東住吉区のヤンマースタジアム長居(宮沢宗士郎撮影)

 27日の「第38回大阪国際女子マラソン」(日本陸上競技連盟、産経新聞社、関西テレビ放送など主催、奥村組協賛)で、日本人選手の成績は予想外の結果に終わった。

 日本陸連幹部は一様に沈痛な表情だった。今大会でMGC出場権獲得者が5人前後誕生すると見込んでいたが、終わってみれば中野1人だけ。現時点でMGCに出場できるのは男子21人に対し、女子は9人。厳しい現実を突きつけられた瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは会見で「ショック」と何度も繰り返し、最後はほおづえを付いてしまった。

 35キロの時点で、5人が近い位置で「日本人2位」を争っていた。競り合いながら力を振り絞る絶好の展開だったものの、そこから失速し、集団もばらけてしまった。

 レース後半の向かい風や冷えた空気がマイナスに働いたとの指摘がある。それでも瀬古リーダーは「2時間28分と大記録を狙う訳じゃないんだから。女子のレベルが上がっていかない」と語る。来年の東京五輪で表彰台を狙える選手を選抜していくことを考えれば、確かに物足りなかったと言わざるを得ない。

 福士と田中智のリオデジャネイロ五輪代表2人も結果を出せなかった。河野匡(ただす)長距離・マラソンディレクターは「(経験値のある)リオの選手が入って来ると、MGCのレース自体の緊張感が高まる。MGCが五輪に向けた良いシミュレーションになると思っていた」と惜しむ。

 3月の名古屋ウィメンズを含め、MGCへと道を切り開ける期間は4月末まで。時間は多く残されていない。(宝田将志)

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