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使用禁止も…五輪までにどう決着? ナイキの「厚底シューズ」

炭素繊維のプレートが組み込まれたナイキ社製の厚底シューズ(高速シューズ)「ズームXヴェイパーフライネクスト%」=神奈川県小田原市(福島範和撮影)
炭素繊維のプレートが組み込まれたナイキ社製の厚底シューズ(高速シューズ)「ズームXヴェイパーフライネクスト%」=神奈川県小田原市(福島範和撮影)

 陸上の長距離界を席巻するナイキ社の「厚底シューズ」。飛躍的に記録が伸びる“魔法の靴”として切り替える選手が相次いでいるが、不公平を生むとの理由で世界陸連が使用を禁止するとの情報も。東京五輪まで約半年。過去には、世界記録を連発した高速水着の着用が禁止となっており、厚底をめぐる議論は、どう決着するのか。

 26日に行われた「大阪国際女子マラソン」では、外国人選手を中心にピンクのシューズが目立った。これが今、注目を集めているナイキ社の「ヴェイパーフライ」シリーズだ。

 2018年にエリウド・キプチョゲ(35)=ケニア=が履き、男子の世界新記録を1分18秒も縮めたことで脚光をあびた。

 キプチョゲは昨年10月には、非公認ながら人類初の2時間切りを達成。日本では大迫傑(すぐる)(28)らが日本記録を16年ぶりに更新し、今年の箱根駅伝では7区間での新記録のうち6人が厚底を使用した。

 薄底中心だった長距離界の常識を覆した厚底。底にはさんだカーボンプレートがばねのように働き、「下り坂のような走り心地」といわれる推進力を生む。

 マラソントレーニングに詳しい国際武道大の前河洋一教授は「足の衝撃を和らげ疲労を感じにくい」と分析。つま先から接地する走法はスピードは出るものの、負担が大きく敬遠されてきたが、「厚底の登場で、この走法が誰にでも可能になった」と歓迎する。

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